髪を洗う回数は何回がベスト?痛めない方法を調べてみました
髪を洗う回数は何回がベスト?痛めない方法を調べてみました
髪を洗う回数が多いほど、キレイになると思ってませんか?
確かに髪を洗う回数を多くすれば、髪についたホコリやゴミはキレイに取れます。
でも、髪を洗う回数が多いほど頭皮にダメージを与えて、頭皮が炎症を起こして、ニオイやフケの原因になるんです。
というのも、髪を洗うのは、髪と頭皮を同時に洗うことをしているからです。
髪は何度洗っても問題ないのですが、頭皮は洗うたびにシャンプーの洗剤でダメージを受けているんです。
シャンプーの洗浄成分はかなり強いので、想像以上に頭皮の皮膚に負担がかかっています。
頭皮も顔も同じ皮膚なので、洗顔で強力な石けんを何度も使ったら、顔のお肌が痛みますよね?
頭皮も何度も洗うと、同じように傷んでしまうんですね。頭皮が痛むと、乾燥したり、嫌なニオイ・フケが出てきて止まらなくなります。
一度、頭皮が痛むと改善するのに時間がかかるので、できるだけ頭皮が痛まないようにケアしていただきたいです。
そこで、ちょうどよい髪を洗う回数と髪・頭皮の健康を保つコツをご紹介します。
<髪を洗う回数はどれくらいがいい?>
髪を洗う回数は、多くても1日1回です。汗など不快感がなければ2〜3日に1回洗う程度でもいいです。
髪の汚れが気になるときは、ブラッシングをするとよいです。できたらイノシシの毛や豚毛を使った天然毛のブラシがおすすめ。
なければ、ナイロン製・木製で毛先が柔らかくて、頭皮を痛めないよう先がとがっていないブラシを使うといいですね。
プラスチックや金属製は静電気を起こしたり、摩擦があるので避けたほうがいいです。
ブラッシングは、髪を洗う代わりに髪の毛のほつれを整え、ゴミやほこりをとることができます。
ロングヘアの方は、丁寧にブラッシングをすることで、髪にツヤを出すことができるので、普段のシャンプー時もブラッシングをするといいですね。
<どうしても髪を洗いたいときは?>
夏場やスポーツで汗をかいてどうしても髪を洗いたいときは、シャンプーを使わない「湯シャン」をするといいです。
シャンプーは洗浄成分が強いので肌が弱い方は、毎日シャンプーしていると、どうしても負担がかかります。
髪のボリュームがなく地肌や分け目がっ見えるようなら、シャンプーを使わない「湯シャン」がおすすめです。
ぬるめの温度のお湯を洗面器に張って、手ですくい取って頭皮を中心にお湯をかけていきます。
頭皮はゴシゴシと洗わずに指の腹を使って、やさしく洗うのがコツです。
お肌の調子を見ながら、湯シャンとシャンプーを使っていくといいです。
<頭皮が脂っぽくなってきたら?>
シャンプーの回数を減らすと、頭皮から出る皮脂が出て脂っぽく感じることがあるかもしれません。
皮脂性肌の方を除けば、最初は皮脂が少し多めに出ますが、段々と落ち着いてきます。
皮脂が多い時にシャンプーで皮脂をごっそり洗い流すと逆効果で、さらに皮脂分泌が過剰になるので注意です。
シャンプーする日、シャンプーしないでブラッシングのみ、湯シャンの日を1週間でスケジュールを作って、頭皮をケアしてあげてください。
もし、フケが出るなどの症状が出たら、弱酸性でお肌にやさしいフケ専用のシャンプーをピンポイントで使うと収まるので便利です。
年齢を重ねるに連れ、頭皮が弱ってきて髪の毛が細くなったり、抜け毛・薄毛になることがありますので頭皮のケアをしてみてくださいね。