地肌が乾燥してフケが止まらない方へ 正しいシャンプーやってる?
地肌が乾燥してフケが止まらない方へ 正しいシャンプーやってる?
地肌が乾燥してフケが止まらないと、シャンプーでゴシゴシやってませんか?
フケが出ると、地肌や髪の毛のについたフケを取ろうと、シャンプーをいつもよりシッカリやろうとしちゃいますよね。
ですが、これはフケがさらに出やすくなるシャンプーのやり方なんです。
フケを取ろうと洗い過ぎると、返ってフケが出やすい頭皮になってしまうので、注意したいです。
フケはタイプが2種類あり、乾燥性フケと脂性フケがあります。
乾燥性フケは、頭皮が乾燥して、粉をふいてしまうもの。
脂性フケは、皮脂から真菌・マラセチア菌などの繁殖で、皮膚炎症が原因です。
乾燥フケと脂性フケは、体質もありますが気温・湿度・地肌の位置などにより、どちらか1つだけでなく、2種類同時に発症することもあります。
乾燥で出るフケは、地肌の乾燥がすすんで、角質層がはがれやすくなり、皮膚片が固まって出ているものです。
実はフケは普段も出ていて、眼に見えないだけです。皮膚がターンオーバーするたびに、角質層ははがれていきます。
頭皮の皮膚のターンオーバーは約40日間で、角質層がはがれ落ちても、小さすぎて見えないのです。
ですが、地肌が乾燥してターンオーバーが早まってしまった結果、普段より多めに地肌から皮膚が塊になってはがれているのです。
そこで、地肌が乾燥してフケが止まらない時の正しいシャンプーのやり方をご紹介しますね。
<地肌が乾燥してフケが止まらない時のシャンプーのやり方>
1.シャンプーの回数を減らす
シャンプーの回数は、1日1回〜2回にします。
フケが出ているのに、シャンプーをやめたら、フケだらけになる!と思いがちですが、シャンプーは地肌を痛めやすいのです。
フケが出ているのは、お肌が粉を吹いているのと同じです。
顔のお肌が粉を吹いているのに、石鹸でゴシゴシやったら、お肌はボロボロになりますよね。
ですので、お肌も地肌も同じ肌ですので、あまり刺激をしないことが、乾燥フケ対策になります。
シャンプーはできるだけ、やさしく洗い、シャンプー成分を残さないよう、しっかりすすぐのが大切です。
2.地肌の乾燥を防止する
地肌が乾燥を保湿するようホホバオイル、オリーブオイルなどで保湿すると良いです。
お肌が乾燥肌・敏感肌の方は、頭皮も乾燥・敏感になりやすいです。
必ずしも、お肌の質と頭皮の質は同じとは限りませんが、顔の肌と頭皮はつながっているので、同じ肌質になりやすいのです。
ホホバオイルなどのオイルでの保湿は、乾燥しやすい寝る前に保湿しておくとよいですね。
また、シャンプー時もシャンプー前にオイルを地肌にすりこんでから、シャンプーをするといいです。
地肌が保湿されることで、乾燥フケがでづらくなります。ただ、保湿し過ぎると、脂性のフケが出始めることもがあるので、注意です。
3.洗浄力が弱いシャンプーに変える
ドラッグストアで売っているシャンプーの大半は、洗浄力が非常に強いです。
シャンプーの広告で地肌にやさしい、などと言っていても、シャンプー裏面の成分一覧をチェックしてみてください。
硫酸系というラウレス硫酸〜、ラウリル硫酸〜と言った成分は非常に洗浄力が強いです。
洗浄力が強いと、地肌の脂を洗い流す力が強く、地肌が乾燥しやすいということを意味します。
ですので、洗浄力が強いシャンプーで洗えば洗うほど、頭皮が乾燥するのです。
フケが出ているからといって、シャンプーをやり過ぎるとシャンプーの脱脂力によって、地肌の乾燥が進んじゃうんですね。
そこで、刺激の弱く、保湿力が高いアミノ酸シャンプーを選ぶとよいです。
アミノ酸シャンプーは刺激が弱めで、地肌の汚れを適度に落としてくれます。地肌はあまり洗い過ぎると、乾燥につながるので、洗い過ぎないのがいいのです。
さらに、保湿成分が入っていると地肌の乾燥を防ぎ、角質層から、乾燥フケがはがれるのを防止します。
アミノ酸シャンプーにも、種類が沢山あり、中には洗浄力が強く、乾燥フケに合わないものもあります。
乾燥フケが気になる方は、シャンプーの裏面の洗浄成分に、コカミドプロピルベタインといった刺激性の弱い成分が使われているのをチェックしてください。
地肌が乾燥してフケが止まらないと、かゆみが出てきて、手でかいてしまいます。
すると、指やツメで地肌に傷が付いて、炎症ができます。そして、出来物ができて、そこからまたフケが出てくるようになります。
フケ→かゆみ→手でかく→炎症→フケが更に出る→・・・といった悪循環になります。
フケが止まらないと、朝起きると、頭から粉雪のようなフケが出てくるようにまで悪化することもあります。
ですので、フケは出始めが肝心ですので、早めに対策してくださいね。