頭皮が脂性な女性のよくある勘違い あなたは本当にオイリー肌?
頭皮が脂性な女性のよくある勘違い あなたは本当にオイリー肌?
女性で頭皮が脂性だと思い込んでいる方が多いです。
女性は、皮脂の分泌は20歳前後をピークにして、どんどん皮脂分泌量は減っていきます。
頭皮は、顔の皮膚と同じ体質なので、顔がオイリー肌なら頭皮もオイリー肌(脂性)になりやすいです。
顔などのお肌がオイリー肌でないのに、頭皮がオイリー肌と感じていたら、ヘアケアに問題があるかもしれません。
特に、夕方ごろになって頭皮がベタつきを感じたり、脂っぽいニオイが気になるようなら、ヘアケアが間違っている可能性大です。
実は、最近の女性で頭皮だけ脂性を感じている方が多くなっているのです。
というのも、シャンプーやトリートメントなどのヘアケア製品が進化して知らない間に頭皮にダメージを与えている事があるんですね。
頭皮の表面をおおっている皮脂は、シャンプーなどでキレイに落としすぎると頭皮が乾燥して逆に皮脂が分泌されるようになります。
「ドライ頭皮」とも言われる状態になり、皮脂過剰になって、夕方にベタつき・脂っぽいニオイが出てくるのです。
そこで、あなたが現在しているヘアケアに問題がないか、チェックしてみてください。
ドライ頭皮になっていると、本来は出す必要のない皮脂が出ていて、脂性の頭皮になっているかもしれません。
<ヘアケアで頭皮が脂性になっているかチェック>
1.シャンプーのやり過ぎ・洗い過ぎ
シャンプーで髪を洗い過ぎをしている方が多いです。
髪の毛をキレイにしようとしてシャンプーをしっかりやるのはいいかと思いますが、やり過ぎると逆効果になります。
特に、頭皮が脂性になっているのを気にして、シャンプーを念入りにやろうとすると、さらに脂性が強くなるので注意です。
シャンプーをやり過ぎると、頭皮の皮脂を取り除きすぎてしまいます。頭皮に皮脂がなくなると、ドライ頭皮になるのです。
すると、頭皮が乾燥して、皮脂が過剰に出てきてしまい、髪が脂っぽい感じになります。
本来、皮脂は、髪の毛に付いてツヤ・コシを出してくれますが、あまり皮脂が多いと、脂っぽくなってしまうんですね。
ですので、シャンプーをするときは、指の腹を使ってやさしく洗います。
2.シャンプーのすすぎが足りない
シャンプーはすすぎが一番大事なのですが、意外とすすぎが足りない方が多いです。
シャンプーのすすぎ方が足りないと、シャンプーの成分が頭皮に残ってしまい、頭皮に炎症・嫌なニオイの原因になります。
女性で嫌なニオイの原因の多くは、シャンプーのすすぎが足りないことが多いです。
シャンプーは沢山付けて洗ってもあまり意味がなく、少しの量で頭皮をマッサージするように洗う程度でよいです。
シャンプーは頭皮を洗うのが目的なので、シャンプーを沢山付けて泡立てて、ゴシゴシと洗う必要はありません。
皮脂をあまり落とし過ぎないように洗って、シャンプーが残らないようしっかりすすぐようにしてくださいね。
3.トリートメントを頭皮に付けている
トリートメントを頭皮に付けている方がいますが、使い方が間違っています。
トリートメントの使い方は分かりづらいのですが、トリートメントは、髪の毛の中間から先だけに付けるのが正解です。
トリートメントは、髪の毛のコンディションを良くするために保湿・コーティングなどをして髪にツヤ・コシを出してくれます。
トリートメントの成分は髪の毛の先に付けるように作ってあるので、これを頭皮に付けると、頭皮にダメージを与えてしまいます。
トリートメント成分は、頭皮の毛穴などに入ると、酸化したり、皮脂と混ざって炎症を起こしたり、嫌なニオイを出します。
トリートメントを髪全体に付けると、付けすぎなので、脂っぽくなったり、嫌なニオイがするようになります。
そのため、トリートメントは髪の毛の中間から先につけてくださいね。
頭皮が脂っぽいと思っていても、実は違った・・ということがよくあるので、今一度、毎日のヘアケアを見なおしてみて頂きたいです。