頭皮の赤みが治らない 間違った治療法をしていませんか?
頭皮の赤みが治らない 間違った治療法をしていませんか?
頭皮の赤みが治らないのは、間違った治療のせいかもしれません。
頭皮の赤みの多くは、紅斑(こうはん)という炎症です。1cm以内の大きさで、皮膚の表面が赤くなっています。
これは、頭皮の血管が広がるために皮膚の上から見えるようになるものです。
頭皮の場合は見えづらいこともありますが、紅斑は、指で押してみると、消えるのが特徴です。
初期の頭皮ニキビと見た目は似ていますが、原因も症状も違います。指で軽く押してみて、消えるかどうかチェックしてみてください。
紅斑は髪の分け目や生え際にできることが多いです。通常、紅斑は、自然に治ることが多く、気づかいないこともあります。
紅斑が出来る原因は、シャンプーのすすぎ残し・ヘアカラー剤、パーマ液の刺激、紫外線の影響・乾燥などです。
多くの紅斑は、頭皮に刺激を受けて、軽い炎症を起こして赤くなった感じです。
ですが、頭皮の赤みが治らない場合は注意が必要です。紅斑の一部は、自然に治らず悪化することがあります。
刺激が強いシャンプーを使っていたり、シャンプーの洗い残しがあると、紅斑が治りかけていたのに、シャンプーでまた悪化する・・といった悪循環もあります。
■紅斑が悪化するとどうなる?
紅斑が悪化すると、かゆみが出てきて、ただれたり、化膿することがあります。
かゆみは強いことがあり、指でかいたりすることで、皮膚の角質層にダメージを与え、フケの原因になることがあります。
フケが出始めると、かゆみとフケがどんどんひどくなることがあるので注意が必要です。
また、毛穴が傷付けられると毛包炎になり、丘疹(きゅうしん)という赤く盛り上がるようになります。
毛包炎になると、髪の毛の抜け毛に繋がることもあります。
■治らない紅斑はどうしたら治る?
頭皮の赤みの部分が盛り上がっていない、フケが出ていないなら、赤みの原因になることをやめれば自然と治っていくことが多いです。
<治らない紅斑を治す方法>・刺激の強いシャンプーをやめる・シャンプーの洗い残しをなくすようしっかりすすぐ・シャンプーはやり過ぎず、軽く洗うようにする・パーマ、カラーリングなどはしない・紅斑のあるところは避けてシャンプーする・乾燥しているなら、ローションを付ける
治りにくい赤みは、赤みを起こしている原因をできるだけなくすのがポイントです。
特にシャンプー、パーマ、カラーリング、白髪染めなどは頭皮に負担がかかるので頭皮にやさしい物を使うか、使うのを控えるようにします。
■フケが出てきたら、フケ専用シャンプーを使う
頭皮の赤みが悪化して、ふくらんできて炎症になると、皮膚を直そうとして、頭皮の角質がはがれ落ちて肌が生まれ変わります。
このとき角質が剥がれ落ちて行くのがフケです。
通常フケは小さくて見えないので気づかないですが、乾燥や炎症などが起きると、大きな角質が落ちて見えるようになります。
フケには2種類あり、カサカサしていると乾性フケ、皮脂が付いてアブラっぽいのが脂性フケ
どちらのフケになるかは、頭皮の状態によります。
フケが出てきたら、フケが悪化しないようシャンプーはフケ専用のものに変えたほうがいいです。
また、乾燥によるフケがヒドイようなら、頭皮用のローション(化粧水)を付けると、頭皮が潤って、フケが出なくなります。
頭皮の炎症を抑えるローションもあるので、保湿と炎症を抑える効果で頭皮用ローションを使ってみるといいです。
頭皮の赤みは気になると、どんどんヒドくなって、さらに赤みが増したり、フケが出てきていまいます。
治らない赤みをなくすには、赤みになる原因をなくしていくことがポイントです。
赤みが出来る原因は分かりづらいこともありますが、問題を1つずつ潰していけば、しっかり治るものですので、根気よくやって頂きたいです。