頭皮できものの種類 フケが出やすい炎症・湿疹とは

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頭皮のできものの種類によっては、危険なものがあるので注意です。

頭皮のできものは、「発疹(ほっしん)」といって、赤くなったり、皮膚が盛り上がったりする皮膚の変化・症状の1つです。

発疹がヒドくなると、「湿疹(しっしん)」といい、○○皮膚炎といった病名になります。

発疹を治すには、ドラッグストアで市販の発疹止め・かゆみ止めがありますが、それだけで完治させるのは難しいです。

頭皮のできものは、原因が複合的で分からないことが多いため、シャンプーを刺激の少ないものにするなど、長期戦になることが多いです。

ですので、できものが出来たら、出来る限り悪化させないようにすることが大切です。

そこで、頭皮に出来るできもの=発疹の種類についてご紹介します。

<頭皮のできものの種類は?>

1.丘疹(きゅうしん)

ポツポツと皮膚が盛り上がり、痛みや赤みを伴うことがあります。複数のポツポツが出来て、1センチ以下のできものです。

ほとんどはしばらく放っておくと、自然に治りますが、シャンプーなどを付けて、悪化させないようにしてください。

悪化すると、皮膚が厚くなり、大きくなります。

2.膨疹(ぼうしん)

台形状に盛り上がったできものです。蚊に刺された時に出来るできもの、じんましんで出来るできものが代表的。

3.紅斑(こうはん)

頭皮の表面の毛細血管が拡張して赤みが出てきます。皮膚を押すと消えるのが特徴です。

丘疹と一緒にできることがあり、悪化すると、盛り上がってきて、湿疹に発展することがあります。

自然に治る事が多いですが、1〜2週間程度かかります。

4.水疱(すいほう)

「水ぶくれ」と呼ぶことがあり、皮膚が膨れ上がり、中に水・血液などがたまり、プックリしたできものです。

ウイルス性炎症でできることが多いです。

水疱はできるだけ破らない(触らない)ようにします。水疱が出来て上手く直さないと跡が残ることがあるので注意です。

5.糜爛(びらん)

びらんは、皮膚が部分的に欠けて、赤みが出てきます。「ただれ」とも言います。

損傷部分が浅いのは糜爛で、損傷部分が深くなると「潰瘍(かいよう)」といいます。

糜爛が悪化すると、皮膚がはがれてフケとなって落ちていきます。刺激の強いシャンプーで刺激して悪化させないようにします。

6.落屑(らくせつ)

頭皮の表面の角質がパラパラと落ちていくことを落屑といいます。落屑があるときは、すでにフケが出ていることになります。

頭皮の表面は、カサカサになって、角質層が部分的にはがれています。

皮膚が落ちる前は角質層が剥がれそうになっていて、魚のウロコ状になっていることもあります(鱗屑・りんせつ)。

そのため、皮膚がかゆくなって、フケが悪化することがあります。落屑が起きていると、なかなかフケは治りづらい状態になっています。

頭皮のできものは、刺激の強いシャンプーやウイルスなどの刺激があると、その防御反応として、赤み・腫れ・熱・痛みなどがおきます。

上記でご紹介したできものの種類は、出来る理由や場所などで種類が変わってきます。

できものが頭皮に出来たら、できるだけ触らず、刺激の強いシャンプーで洗わないように注意が必要です。

できものが悪化すると治る過程では、皮膚がはがれ落ちてフケになります。

このフケが出る時期に、手で触ったり、刺激が強いシャンプーで洗髪、シャンプーのやり過ぎなどをすると、フケが止まらなくなります。

脂漏性皮膚炎といった治りづらい皮膚炎へ発展することもあります。

もし頭皮にできものができたら、あまり軽く見ないで、できるだけ悪化しないように対処してくださいね。


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