男性型脱毛症(AGA)とは?
男性型脱毛症(AGA)とは?
男性型脱毛症(AGA)とは、病気ではなく、一般的に男性が薄毛になっていく脱毛症のことを言います。
男性型脱毛症(AGA)は、男性のおよそ3人に1人が該当、女性も少数ですが、男性型脱毛症になる方もいます。
男性型脱毛症は、おでこの生え際、頭頂部から髪の毛が薄くなる特徴があります。
女性の男性型脱毛症は、おでこの生え際から頭頂部のセンター部分から薄くなっていくことが特徴です。
中高年の男性で、髪が薄い方は、男性型脱毛症になっている可能性が高いです。
男性型脱毛症になる原因は、髪の毛が生えてから抜けるまでのサイクル(ヘアサイクル)で、髪の成長期にしっかりと髪の毛が育たないことにより、薄毛になっていきます。
髪の成長期の期間が短く、太くて長い髪の毛に育たず、産毛のような状態で止まってしまうのです。
この原因は、男性ホルモンのテストステロンの代謝物・DHT(ジヒドロテストステロン)に対する感受性が高いと、髪の毛の成長を阻害するためです。
DHTの感受性が高いと、男性型脱毛症になりやすく、感受性が低いと、男性型脱毛症になりにくくなります。
DHTへの感受性が高いか、低いかは、体質によります。
その体質は、遺伝子を調査することで、DHTの感受性を調べることができます。
最近は、皮膚科や、自宅から遺伝子調査ができる調査キットが売っており、DHTの感受性の強さ=男性型脱毛症になりやすいかを、簡単に遺伝子調査ができるようになています。
男性型脱毛症の対処法としては、薬・育毛剤による対処、頭皮の新陳代謝を促進する方法、髪の毛の毛根にある幹細胞を治療する方法などがあります。
また、男性型脱毛症は、早くて10代、遅くて20代後半から30代にかけて発症します。
初期症状としては次のとおりです。
・髪の毛が細くなる・生え際、頭頂部が薄くなってくる・抜け毛が増えてきた・フケが多い、頭皮や髪が脂っぽい
男性型脱毛症の初期症状が現れ出したら、早めの対処をすることで、薄毛改善をすることができます。
また、これらの症状は、頭皮によくないシャンプー・コンディショナー、髪に負担のかかるカラーリング・パーマなどをすることでも起きる現象ですので、髪のケア商品のチェックも忘れないようにしてください。
薄毛の心配のある方は、遺伝子調査も含め、早めの育毛ケアをすることをおすすめします。
男性の薄毛は遺伝だから・・などと、あきらめがちですが、治療法が確立しつつあるので、諦めずケアしていきましょう。