20代・30代女性の薄毛をチェックするポイントとは?
20代・30代女性の薄毛をチェックするポイントとは?
最近になって、20代〜30代の女性でも薄毛になる方、心配をする方が増えていきました。
原因は、ホルモンバランスの崩れや、ストレスなど考えられますが、
薄毛になるポイントとしてあげられるのが、「抜け毛が増えた」という点です。
シャワー時や、ブラッシングなどで沢山の抜け毛があるでしょうか?
もし、抜け毛が気になるようでしたら、次の点をチェックしていただければ、気を付けるべき薄毛の可能性が高いか、チェックできます。
チェックするポイントは、抜け毛の根本(根毛)と抜け毛の本数です。
薄毛チェック1:根毛が、白くふっくらしているか?
自然に抜けた髪の毛であれば、根毛(抜け毛の根本の部分)が、白くふっくらした状態になっています。
根毛が、白くふっくらしていない場合、髪の毛が健康状態にない可能性があります。(自分で髪の毛を抜いた場合は除きます。)
薄毛チェック2:抜け毛に根毛がない・1日100本以上抜ける
抜け毛に根毛がなくて、それが1日100本以上抜けている場合、「脱毛症」の疑いがあります。
1日100本以上、というのは、感覚的にわかりづらいですが、シャンプーやブラッシングなどで1日100本くらい抜けても大丈夫、という意味です。
脱毛症の場合、ストレス性のものや、薬の影響、外傷(頭の怪我)など、抜け毛が多くなることに思い当たらないようなら、皮膚科に相談してください。
薄毛チェック3:根毛があるが、痩せていて先が尖っている
根毛があっても、先が尖っていたり、ヒョロヒョロとして痩せている根毛の場合、女性特有の薄毛(びまん性薄毛)の可能性があります。
根毛が白くふっくらしているのは、髪の毛が育ている部分が健康である証拠なです。
根毛が白くふっくらしていないと髪の毛を育てる部分が成長しておらず、健康な髪の毛が伸びない状況にあります。
びまん性薄毛が疑われるときは、髪のケア方法や、生活習慣を見なおしてください。
薄毛チェック4:根毛でなく、白い付着物がある
抜け毛に白い付着物がある場合は、脂漏性(しろうせい)皮膚炎の可能性があります。
脂漏性皮膚炎とは、皮脂の分泌異常になり、頭皮が炎症を起こしている状態です。
脂漏性皮膚炎が、軽い状態なら、フケとなって出ていることがあります。
脂漏性皮膚炎が更に進み重症化すると、粃糠性脱毛症(ひこうせいだつもうしょう)になってしまい、皮膚科での診断が必要になりますので注意してください。
フケが少ない・出てないようなら、頭皮に炎症が出ているので、パーマ・ヘアカラー、シャンプーなど髪につけるものをチェックしてみましょう。
特に、パーマ・ヘアカラーは頭皮に強い刺激があるので、一旦やめるなど、対策をしたほうがよいです。
もし、20代、30代で薄毛の兆候があるようなら、早めの対処をしてくださいね。
薄毛は進行してしまうと、もとに戻るとしても、時間がかかるので、早めのケアを心がけていただきたいです。