女性のくせ毛を治すには、あなたの髪がくせ毛になった原因を知ることが大切です。
実は、「日本人の90%以上は直毛」と言われています。
ですので、くせ毛になっている方のほとんどは、生まれつきでない、後天的なものが多いんですね。
後天的というのは、毎日のヘアケアなどの環境がくせ毛に関係しているということです。
もしかしたら、毎日の髪のお手入れが間違っていると、くせ毛がさらに悪化しているかもしれません!
全てのくせ毛を治すことは難しいですが、後天的な、くせ毛は、治すことができるので、あきらめないでくださいね。
<くせ毛の原因は、髪の毛の根本>
くせ毛になる理由は、髪の毛の方にあると思われがちですが、髪の根元が変形することで起きます。
髪の根元(毛包)が、変形すると、髪の毛が作られるときに、髪のキューティクルなどが一方に偏って作られてしまいます。
そのため、髪が伸びていくと、キューティクルが均一に整っていない部分が曲がってしまい、くせ毛になります。
ですので、くせ毛になる方は、髪の根元(毛包)の形が変形しているのです。
<くせ毛=髪の根元が変形する原因は?>
1.毎日のヘアケア
シャンプーやブラッシングなど、頭皮にダメージを与えすぎると、毛包が変形することがあります。
また、くせ毛の方はストレートパーマ、縮毛矯正を繰り返すことで、頭皮にダメージを与え、くせ毛が悪化することがあります。
ですので、毎日のヘアケア、パーマ、縮毛矯正など、頭皮にダメージを与えるものは、控えるほうがいいです。
知らず知らずのうちに、ヘアケアでくせ毛体質になっていないかチェックしてみてくださいね。
2.髪の毛の水分を吸って固まってしまう
髪の毛が空気中の水分を吸ってしまうと、髪の毛の結合が弱くなり、髪の毛がうねりやすくなります。
そして、うねった髪の毛から水分が抜けて、乾燥すると、うねった状態で固まってしまうのです。
またシャンプーの種類によっては、洗浄力が強すぎて、髪の毛から水分を奪ってしまい、髪の毛が乾燥しやすくなることもあります。
そこで、髪の毛に適度な水分を与えるヘアケア製品もでています。
↓こちらでお試しができます
3.過度のダイエット
過度なダイエットをすると、栄養が髪に行き渡らくなり、くせ毛になることがあります。
栄養が不足すると、頭皮に栄養が行き渡らず、毛包が変形してしまい、くせ毛になってしまうのです。
また、栄養が少ないと、髪の毛が細くなったり、ぺたんこ髪、ハリやコシなど髪の毛の健康が失われます。
髪に必要となる栄養素は、タンパク質や、ビタミンC,A,E、ミネラル(亜鉛など)で、ダイエット中でもなるべく取るようにしてくださいね。
ダイエット中なら、タンパク質は、大豆や魚介類(アジ、さんまなど)、ビタミンC,A、Eは緑黄色野菜を沢山とるといいですね。
ミネラル分は、海藻類(コンプ、ワカメなど)、大豆などで、とりづらいなら、サプリメントなども活用するといいかもしれません。
栄養が少ないと、結果的に薄毛にも繋がりますので、髪の毛の元気がなくなるほどの過度なダイエットは控えてくださいね。
4.女性ホルモンのバランスの変化
10代後半から髪の毛がくせ毛になる女性は、女性ホルモンの影響でくせ毛になることがあります。
女性ホルモンの分泌量が増えるに従い、子供のときの柔らかい髪質から、大人の硬い髪質になっていきます。
20代になって、なんか髪質が変わったかな?というときは、女性ホルモンの変化による原因が多いです。
また、40代になると女性ホルモンが減少していきます。また加齢により、血行が悪くなったり、毛包が変形しやすくなります。
そのため、髪の毛が細くなり、くせ毛になることがあります。40代以降の髪質の変化はくせ毛だけでなく、薄毛にも注意が必要です。
40代以降は、髪が細くなることで抜け毛が多くなります。抜け毛が増えてると、髪の分け目・頭頂部から薄くなってくることがあります。
分け目が薄い、ボリュームダウンしたという方は、育毛剤や、育毛シャンプー、頭皮マッサージなどして薄毛対策をしていただいたいです。
女性ホルモンによる影響は、簡単に改善できないので、毎日のヘアケアをしっかりすることで、くせ毛を克服できます。
また、くせ毛を活かした髪型などでくせ毛を利用することもできます。くせ毛はやっかいですが、あなたらしいスタイルで決めてみてはいかがでしょうか。