ポリクオタニウム-10の毒性は?シャンプーの成分として安全?
ポリクオタニウム-10の毒性は?シャンプーの成分として安全?
ポリクオタニウム-10とは、天然由来の成分をから作られる皮膜形成剤やコンディショニング剤です。
広義の意味ではカチオン界面活性剤に含まれます。
原材料は植物性天然セルロースで糖の一部をカチオン化する事により生成される植物由来の高分子になり、主にシャンプーに配合されています。
このポリクオタニウム-10は一般名称になりますが、それ以外の別名ではカチオン化セルロース・などと呼ばれることもあります。
類似成分としてはヒドロキシエチルセルロースヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリドエーテル・塩化O-[2-ヒドロキシ-3-(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロースなどが挙げられます。
ポリクオタニウム-10の効果・効能についてですが、髪や肌の表面に薄い膜を形成して外からのダメージを防ぐと共に髪にハリやコシを与えるコンディショニング効果も期待できます。
また肌に対しては保湿と共に保護効果もありますので肌荒れを抑えて、帯電防止効果もありますので髪の長い方でも静電気を抑えることができます。
ポリクオタニウム-10の安全性・毒性・注意点などについてですが、シリコンとは異なり植物由来成分を用いていることから髪や肌に悪影響を及ぼすことはなく、毒性も無いため安心して利用できる点が大きな特徴になります。
髪に対してはコンディショニング効果と共に帯電防止効果もあるため、軋みやゴワつきを改善させ、美しいしっとりとした髪にすることができます。