トリイソステアリン酸PEG-120メチルグルコースの毒性は?
トリイソステアリン酸PEG-120メチルグルコースの毒性は?
トリイソステアリン酸PEG-120メチルグルコースとは、増粘剤または感触調整剤として利用される成分です。
原材料は糖にアルキレンオキシドを付加し、炭化水素から合成する脂肪酸であるイソステアリン酸をトリエステル化し合成して作られる成分です。
主にクレンジングジェル・ボディーソープ・石鹸・シャンプー・リンスなどに配合されており、類似成分としてはトリイソステアリン酸PEG-20グリセリルなどが挙げられます。
トリイソステアリン酸PEG-120メチルグルコースの効果・効能についてですが、シャンプーなどに配合すると粘度が増す効果があります。
特にジエタノールアミドなど一般的に広く使用されている増粘剤と合わせた時に相乗効果により著しく粘度が増すことになります。
そのため、既存の処方に対して少量を添加するだけで増粘性を高める事ができます。
その一方で泡立ちを阻害することもなく製品をより安定化させることができます。
トリイソステアリン酸PEG-120メチルグルコースの安全性・毒性・注意点は、肌や髪に対しては刺激性が低く安全性については問題がないです。
毒性も有してはいませんので乳幼児向けの製品や敏感肌の方に向けての製品にも多く配合されており安心して利用できます。
また、肌に成分を付着させた場合には肌内部の角質の水分量を高める効果がありますので、特に肌が乾燥し、かさつきやすい方の場合は肌質を改善させて潤いを保った肌にすることができます。