頭皮がカサカサで白い粉が出る!髪を洗っても治らない原因は?
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頭皮がカサカサで白い粉が出て止まらないとビックリしませんか?
毎日、キレイに髪の毛を洗っていても、
頭皮がカサカサで白い粉のようなものがパラパラ・・。
冬の時期だけでなく、夏でも頭皮が乾燥すると、お肌だけでなく、頭皮もカサカサに乾燥してしまうことがあるんですね。
すると、頭皮の皮膚がはがれて、
白い粉となって、パラパラと落ちてくるのです。
この白い粉は、実は「フケ」です。
え・・?フケって不潔じゃないの??
毎日、髪の毛を洗っているのにナゼ?
という疑問が出てくるかと思います。
ですが、毎日、キレイに髪を洗えば洗うほど、
白い粉=フケが出てくる可能性があるのです。
そこで、頭皮がカサカサで白い粉=フケが出てきた時の原因と対処法をご紹介します。
<頭皮がカサカサで白い粉=フケが出る原因とは?>
皮膚は乾燥すると、皮膚の表面の角質層が崩れて、パラパラと粉をふく性質があります。
顔が乾燥して、粉をふいてしまうことってありますよね。
頭皮も顔の皮膚が繋がった同じ皮膚です。
ですので、空気が乾燥すると、頭皮も乾燥して、
かさかさになって、粉をふいてしまうんです。
頭皮が乾燥すると、頭皮の表面の角質層がはがれやすくなります。
すると、一番表面にある頭皮の角質層がなくなり、外部刺激から守るため、
頭皮のターンオーバーが進むのです。
健康な頭皮は角質層がはがれても目に見えないほどの小ささなので、
普段は気付きません。
ですが、やがて角質層がまとまって落ちていくと、
白い粉として目で見えるようになるんです。
はがれた角質層=白い粉=フケ、なんです。
お肌が乾燥しやすい方は、頭皮も乾燥しやすい傾向にあります。
シャンプーは洗浄力が強いと、頭皮の皮脂を取り過ぎて、頭皮が乾燥してカサカサになります。(インナードライ肌)
冬だけでなく、夏のエアコンが入った部屋などで乾燥しやすい方も
頭皮も乾燥しやすいので注意なんです。
頭皮から粉を吹いている場合は、早めに低刺激のシャンプー、フケ防止のシャンプーを使って頂きたいです。
頭皮を指でかいてしまったり、外傷で傷ができると、
頭の皮膚は、傷を治そうと働くようになります。
体の皮膚が傷ついたのと同じように、傷ができると、赤くなり、
場合によっては、血が出てカサブタになります。
皮膚が炎症になった後は、カサブタの下で健康な皮膚が作られ、
カサブタが取れる頃には、きれいな皮膚になっています。
この時は、皮膚の表面の角質層が再生されターンオーバーが進んでいます。
頭皮も同じです。
頭皮もかゆみでかいてしまい傷になり、炎症が出来ると、
健康な皮膚を再生するために、ターンオーバーで角質層をキレイに生まれ変わらせるのです。
その間に出て来る白い粉(フケ)が、はがれ落ちた角質層です。
頭皮の場合、他のお肌と違い、髪の毛で毛穴が多く、
髪の毛をゴシゴシ洗ったりすることで、治りづらくなります。
ですので、髪の毛を洗う時は手でゴシゴシして、
頭皮にダメージがないように洗うといいです。
アトピーなどの肌の炎症ができやすい方も、頭皮が乾燥して粉をふきやすいです。
頭皮のかゆみ、赤み、炎症がある場合は、刺激のあるシャンプーを避けて低刺激シャンプーを使って頂きたいです。
頭皮には常在菌という細菌がいます。
細菌というと汚いイメージですが、お肌には常在菌がたくさんいて、
お肌の皮脂を食べてくれたりします。
ニキビはアクネ菌という常在菌の1つで出来る皮膚の炎症の1つです。
同じように、頭皮に白癬菌・マラセチア菌(マラセチアフルフル)が増えると、
かゆみとフケを伴った皮膚炎症がでます。
白癬菌、マラセチア菌などにより、頭皮にフケが大量に出てしまう炎症を
「脂漏性皮膚炎(しろうせい ひふえん)」といいます。
脂漏性皮膚炎は、顔のおでこ、髪の生え際にできやすく、
顔の頬などにも広がることがあります。
脂漏性皮膚炎で皮膚科に行くと、治りづらく長引くので、覚悟してね〜と
言われて、ステロイド薬をもらって終わりのことが多いです。。
脂漏性皮膚炎は、皮膚科でもスグに治らない皮膚病で、即効性のある治療法はないようです。
皮膚科だと、オススメのシャンプーを紹介してくれるのと、
ステロイド剤のリンデロンVGローション、ニゾナール(ケトコナゾール)などの薬が処方されます。
私の場合は、ステロイド剤は、頭皮の場合、塗りにくくあまり効果がでなかったです。
自分で付けても、髪の毛がジャマして、どこが患部なのか分かりづらいんですね。
そのため、先生の言うとおり、皮膚科の薬を付けてもスグには治りづらいです・・汗;
まずは、先生がおすすめしてくれたフケ対策シャンプーを使ったら、フケも改善していきました。
脂漏性皮膚炎は乾燥より、脂性のフケが出やすいですが、
乾燥する時期は、脂漏性皮膚炎か乾燥によるフケか判断が難しいときがあります。
頭皮の白い粉がサラサラしていて、脂ぽくない時は、
乾燥性のフケの可能性が高いです。
髪の生え際の付近に、白いウロコ状の炎症(鱗屑・りんせつ)が出来る時も、
乾燥性のフケの可能性が高いです。
ですが、脂漏性皮膚炎も乾燥する時期で、乾燥しやすい肌質だと、
乾燥フケと脂性フケの見分けが難しいです。
見分けが難しい時は、乾燥フケと脂性フケを同時に対策するといいです。
<頭皮のカサカサと白い粉=フケを対策するには?>
頭皮が乾燥してフケが出てきたら、
シャンプーの種類とやり方を見直したほうがいいです。
まず髪の毛を洗う回数を最低1日1回とします。
髪の毛を洗う回数を減らして、頭皮への負担を減らすとよいです。
朝晩の2回髪の毛を洗っている場合は、夜の1回がオススメです。
朝シャンは、髪が乾ききらずに出かけてしまうこともあるので、避けたほうがいいです。
また、シャンプーの種類は出来る限り、頭皮にやさしい成分のものを
使っていただきたいです。
保湿力が高いアミノ酸シャンプーや、フケ用シャンプーを選ぶといいです。
脂漏性皮膚炎が疑われる時は、ミコナゾール硝酸塩などが配合された
頭皮にやさしいシャンプーを使うといいですね。
*頭皮のカサカサを改善するおすすめシャンプーはコチラ
髪の毛を洗った後、そのまま生乾き・自然乾燥にしておくと、
フケ・かゆみの治りは遅くなります。
洗髪後、生乾き状態で放置すると、雑菌が増えて、
脂漏性皮膚炎の場合、悪化することが多いです。
また、ドライヤーの熱い熱で頭皮を乾かしすぎるのも、
頭皮を痛めて、頭皮の乾燥を進めるのでよくないです。
冷風と温風が出るドライヤーを使って、頭皮を温めすぎないようにします。
ドライヤーは、10センチ以上離して軽くブローする感じで、
乾かしてくださいね。
ドライヤーの種類によっては、数十秒間あてているだけで、
温度が80度以上になり、頭皮・髪の毛にダメージを与えやすいです。
早く髪を乾かしたい!と思ってドライヤーで乾かしすぎると、
フケが止まらなくなる原因になるので注意です。
フケが止まらなくなる対策として、髪の毛の乾かし方に
気をつけると、治りが速くなります。
洗髪してドライヤーで髪の毛を乾かした後に、頭皮にローションやオイルを
頭皮に付けると、乾燥を防ぐことができます。
頭皮のローションは、頭皮専用のローションを使ったほうがいいです。
頭皮は毛穴が沢山あるため、汗や皮脂の分泌が多いので、
ローションと混ざって、頭皮の炎症が出来て、フケが出やすいです。
オイルもあまり付けすぎないように注意が必要です。
脂漏性皮膚炎の場合、返って頭皮が脂性になってしまい、
逆効果になることもあります。
頭皮のかゆみ止め(ムヒなど)も使っても、一時しのぎで
治りづらいです。
私は大きいサイズの頭皮用ムヒを3本使いましたが、直りませんでした^^
頭皮がカサカサして、白いフケが出てくるとなかなか治りづらいことが
多いです。
というのも、頭皮のターンオーバーは約40日間と言われており、
普通のお肌より、少し長めです。
ですので、白いフケが出る=角質層が剥がれやすい状態が治るのに
時間がかかるのです。
フケが出てきたら、出来るだけ早めにシャンプー、髪の毛の乾かし方の見直し、
頭皮のローションを使うと、早く治りやすいです。
フケを止めるには、出来るだけ早く対策すること、毎日のヘアケアを
見直すことが大事だったりします。
しばらくフケが出てストレスかもしれませんが、かかずにガマンして、
元のきれいな頭皮を取り戻して頂きたいです。
まとめ
- 頭皮が乾燥するのは、シャンプーのやり過ぎ、刺激が強いシャンプーの影響
- シャンプーは1日1回、高刺激シャンプーの見直しは必須!
- 白い粉(フケ)が出てきたら、フケ専用シャンプーを使う
- 頭皮のカサカサ対策は、頭皮用ローションを使って潤す
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